流言飛語

1923年の関東大震災の時、乳飲み子の私の母を連れ都内を逃げ回った祖母から聞いた話ですが、地震の後に「朝鮮人が井戸に毒を入れた」と言う流言飛語が伝えられた結果、多くの「朝鮮人」がリンチ等の被害にあったそうです。通信の何も無い時代、「流言飛語」を訂正する手段もなかった時代でした。
今回の地震で県内のコスモ石油コンビナートが爆発炎上した翌日、「有毒物質が大気中に放出された。雨に濡れるな、洗濯物は外に干すな」と言うチェーンメールが飛び交いましたが、その数時間後に「誤報でした」というチェーンメールが来ました。
被災地では情報が伝わらないという声が多く聞かれています。早く通信が回復するのを願うばかりです。
被災地のみなさん、がんばって下さい

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